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楽しく健康に過ごす方法
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亀有メンタルクリニック 診療ご案内

 楽しく健康に過ごす方法についてまとめています

日本人の考え 和魂洋才

日本人の考え 和魂洋才

日本人の考え方は、日本語や神道の中に入っている。外国から、様々な文化や宗教が入ってきましたが、日本人の考え方に、合致したものだけが、日本には残り、継承されました。そのようにして、現在の日本文化が作られてきました。(和魂漢才、和魂洋才など)
 参考文献『神神の微笑』芥川龍之介

 良いものだと感じると、一旦は、やってみますが、そんなに良いものではないと分かるとすぐにやめてしまいます。以前には、ダイエットブームが、何度となく繰り返されてきました。現在は、インターネットの発達に伴い、正しい情報が瞬時に伝達されるようになり、ブームが起こらなくなってきています。今の若い世代は、ワークアウトをして、プロテインを飲むことが、身体に一番いいと考えています。

和をもって、貴しとなす

相互尊重の考えが生きている。分け御霊(すべての人に神様が御霊を分け与えている)と考え、すべての人に敬意を表します。

敬語の発達

下の者から、上の者へ、考えを述べる為の方法として発達してきています。

生き物などを、大事にする

家畜にも、ロボットにも名前をつけます。分け御霊があり、生き物や道具でも神が宿り、尊重しています。

道具を大事にする

物を使い続けると、九十九神(付喪神)となり、神様となります。

 

海外では、仕事は労働laborです。原義は、“toil, distress, trouble”、すなわち「骨折り、疲労困憊[こんぱい]、トラブル」と言う意味です。

日本人にとって、古来、仕事とは“神事”であり、感謝と喜びを表すものです。元々、日本人にとっては、生活そのものが神事だったと思います。そして、その神事(仕事)を一所懸命にやり、極めていったのです。

与えられた仕事は、神事であるので、極めるまでやることが多いのが日本人です。
石器時代からその傾向はあったのではないでしょうか?日本では、世界最古の磨製石器(約3万年前)が作られました。それと同形の鉄器(槍カンナ)によって、いろいろな木造建造物が作られました。

 日本人は、もともと争うが嫌いな国民性があり、たとえ他国と戦っても、他の国を殲滅(せんめつ)するような戦いはしなかったものでした。相手方と和議を結び、親族が婚姻関係になる事もありました。
過去に、平和な時代が続いたときがありました。平安時代と江戸時代そして第二次大戦後の日本です。
それぞれの時代に、様々な文化が花開きました。


平安時代(約390年)国風文化
平仮名、片仮名の発明、官服の国風化、和様建築の登場、鳥獣戯画


江戸時代(265年)
寛永文化、元禄文化、文明文化、化政文化(庶民文化)
第二次大戦後の日本、70年以上経っています。

 これらの文化の中で、いろいろな事が極められていったのです。
平和な時代が続くと、豊かになり、欠乏から来る欲求よりも、楽しみを求める欲求に変わっていきます。そのような中で、至高体験(フロー、ゾーン)を伴う、自己実現のために、日本人はいろいろな事をしてきました。茶道、華道、舞踊などや弓道などの武道です。
いくら練習して高度なことが出来るようになっても、もっと先がある世界です。

現在、多大な物、情報から、能動的に自分がほしいものを選ばないといけない時代に入ってきています。人間の進化はゆっくりしたものでこの時代に対応しきれていません。
意識的に、自分の人生をどうしたいかを考えていかなければいけない時代になってきていることを自覚して生きていくことが大事です。

 自分のやりたいことを自分で決めていくのは、慣れていない人にとっては大変な事です。そのための練習として、ときめくものだけ残して物を捨てるという方法があります。ときめくものだけ残すことを学ぶと、他の事でも、ときめくことを探せるようになっていきます。
参考文献;人生がときめく魔法の片づけ、近藤麻理恵、サンマーク出版

 いじめやパワーハラスメントは、和を大事にする日本人には、相容れないものです。昔でしたら、いじめやパワーハラスメントは、卑怯者とか卑劣漢とか言われて、すべての日本人に非難されていた行動です。
最近、卑怯者とか卑劣漢などの言葉は使われなくなりました。

いじめ・パワーハラスメント等依存症(支配型関係嗜癖)の場合は、

多重嗜癖(たじゅうしへき)

物質嗜癖・行為嗜癖・関係嗜癖、これらは表面的な姿は違っていても、同じ空虚感から同じようメカニズムで発症しているので、同時に二つ以上の嗜癖が合併することは少なくありません。

異型連続性

素行障害などの特定の行動は、その人の発達過程で表面的に変化し続けるが、その根底に変わらない性格が常に存在する

と言う性質があり、同じような症状を表すわけではないので、病状の経過を追うのが困難です。

 組織内で権力を持っている人や評価されている人が、いじめ・パワーハラスメント加害者であることも多いので、注意しましょう。



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